当院を受診されていた高齢の婦人の顔面に皮膚癌が見つかり、徐々に頭皮に転移拡散し、大学病院で毎年のように手術をされましたが、10数年経過した今もお元気で、闘病生活を続けられています。
趣味の俳句や和歌を詠まれ、文通を続けて来ましたが、最近は体が不自由で目も悪く、手紙が書きにくいようです。とても気持ちが前向きな方で、時々訪問して励ましますが、家族や医師の他どなたにも感謝の心をとても大切にされます。小生もご婦人の生きる力を見習い、心穏やかに過ごしていきたいと思う今日この頃です。