私が所属するクラブで世話する中国人奨学生に山口大学工学部のS嬢がいることは以前ご紹介しました。が、ある会合に参加するバスの中で「10年ほど前に中國の奨学生と餃子を作り楽しかった」と話をしたところ、「実家のおばあちゃん直伝の餃子を一緒に作りましょう」と彼女から提案がありました。
 急遽クラブの家族会で会員と家族に食べてもらうことになり、S嬢が揃えた材料に私が育てた大根を加え大学の国際交流センターで数時間かけて餃子を作りました。
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 なかなか手間暇のかかる大事業でした。
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 賑々しく手伝いしましたが、邪魔していたのかもしれません。
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 皮作りは柔らかくて薄くするのは簡単ではありませんでした。
 包む皮は中力粉、中身の材料は豚肉、ネギ、ニラ、大根、しょうが、にんにく、干しエビなどを混ぜ叩きミックスしていました。包む方法は3種類ほど教えられましたが、なかなか形にならず私たちは途中で投げ出し、ほとんど留学生達が包んでくれました。
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 誰が作ったのでしょう?これでは美味しく食べられそうにありません。
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 結局留学生2人が完成品を作り上げました。
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 1週間冷凍保存した物を鍋で煮て食べさせてもらいましたが、美味しかったです。
 
 会ではS嬢自身がなべの前に立ち会員に振舞ってくれました。国際交流の一環として大変有意義であり楽しい会でした。
 宇部には工学部・医学部に多くの外国人留学生が居ますが、選ばれて留学しているので当然とはいえ何事にも積極的で大変有能な人達です。日本の若者は負けないように頑張ってほしいという思いがします。   (T,A)