5月の中旬先輩のお供をして久留米百年公園つつじセンターにつつじ鑑賞に出かけましたが、今年は例年になく早く終わったとのことで不発でした。勧められるままに石橋美術館のバラ園を訪れました。初めての場所でしたが、美術館を取り巻くように配置されたバラ園には多くの人々が訪れており、素晴らしいバラの花が満開の見頃でした。2時間半ドライブした疲れも癒されしばし視覚と嗅覚の大掃除をしました。美しい花にはコメントは必要ありませんね。
地方で事業展開する企業はその地域に密着した何らかの貢献をすべきだと考えますが、ブリジストンの石橋財団は素晴らしい美術館を備えており、バラ園も市民の憩いの場となっているのでさすがと感心しました。
宇部興産の経営を云々する立場ではありませんが、一市民としては地域への企業努力が近年とくに後退しているのが気になります。運営重視で、築いてきた渡辺翁記念会館や興産ビル、宇部72カントリークラブ、地域参画などを大事にしない姿勢が心配です。素晴らしいバラを見ながら経営者の理念について考えさせられました。 (T,A)