秋の味覚と言えば健康で食欲旺盛な皆さんは先ずどのようなものを想像されるでしょうか？秋も深まったのですでに美味しいものを次々に食べておられることでしょう。先ず早生の新米に始まり、ブドウ、イチジク、栗、梨、柿、みかんなど美味しい果物が次々楽しめます。美祢の小宅ではイチジク、栗、柿が採れますが、今年は柿が全く成りませんでした。マッタケは外食で何度か外来物を頂きましたが、今年はついに国産物は口にできませんでした。私にとって秋になると食べたくなる好物に秋刀魚に続いて牡蠣があります。また、秋野菜を植えていますが、間引き菜の一夜漬けは温かいご飯に格別です。鍋物に入る春菊も欠かせな秋の味覚ですね。
何を頂いても美味しいのは健康な証拠で有難いことだと思い、食事を口にするたび感謝しています。今年我家で採れたもの、知人や患者さんから頂いたもの、美味しそうなので買い求めたものを写真に撮りましたのでご披露します。ご笑覧ください。
我家では今年も栗が例年並みに採れました。子供や孫は見向きもしないので、高齢者の知人を誘い2回に亘りバケツ３杯位拾いました。
茹でて従業員に食べてもらいましたが、余ったものを２週間天日干しして勝ち栗を作りました。暇なときに口に含みますが、硬くて無くなるまで15－20分かかります。結構美味しく和製チュウインガムと称していますが、評判は今ひとつです。
わが家には柿の木が10本程ありますが、今年は猛暑のためか全く成りませんでした。文通を続けている患者さんのＨさん宅は少ないが成ったので食べてほしいと富有柿とぎおん坊を届けてくださいました。柿の王様「富有柿」は上品な甘柿で子供のころから食べていたので秋の味覚の10指に位置付けています。
ぎおん坊は始めて見る大型の渋柿ですが、皮がしっかりしており天日に1週間位当てて柔らかくなったものを冷やしていただきますが、甘くてとろりとした感触となります。冷やした熟柿が大好きで毎日夕食後のデザートとして楽しみに頂きました。仲良くなった文通の友に感謝です。
我家に隣接した家にはザクロの大木があります。夏成長してくると大きな実を付けて越境しそうになります。
大きくて立派なザクロを毎年2－3個いただきます。割って食べると甘くて独特な香りが口に広がりますが、面倒になり長続きしません。永年成長を見続けているのでザクロが届くと秋を実感します。
好男子ニュースタッフの奥方実家で蓮を栽培されており沢山送られてきました。一節ずつスタッフと子供たちで分けました。きんぴら風や天ぷらで頂きましたがとても美味しく良い食感でした。恥ずかしながら蓮が秋に収穫されること、種類があること始めて知りました。
魚はイワシ、サバ、アジ、サンマ等の光物が大好きです。個人的には秋と言えば先ず秋刀魚を思い出すほどです。先日和歌山熊野道を走り道の駅で秋刀魚の干物を見つけました。北の海で採れる秋刀魚はこの時期脂が乗り最高ですが、和歌山で採れるものは脂が少なく干物にすると酒の肴、温かいご飯には珍味で美味しいとのことでした。旅先でしたが、10匹1,000円という値段に惹かれ買い求めました。生乾きの干物ですが、鮮度良くうす塩で味がとてもよく無くなればネットで取り寄せたい思いです。
同じく熊野道でみかんの生ジュースを飲みました。特産温州ミカンは甘くてとても美味しかったので帰ってネットで取り寄せました。みかんは皮を剥くのが面倒なのでコップ1杯に4－5個搾られた生ジュースは面倒がありません。シャーベットが好きなので、このジュースを冷凍したらコンビニに走らなくてもよいかと考えています。
仲間と一緒に大根を植えています。この時期間引き菜が沢山採れるので漬物や煮物にしていますが、家人は手伝わないので処理が大変です。夜なべして丁寧に洗い、漬けたり煮たりして奮闘しています。スタッフや子供たちに押し付けていますが、無農薬だし時期の若菜は美味しいのでだれからも苦情は出ません。新米に一夜漬けは格別で秋の味覚としてはやはり捨てがたいものです。
天高く馬肥ゆる秋、腹囲が気になっても、美味しいものを食べて幸せなら ケセラ・ケセラでしょう！
（Ｔ．Ａ）
