子供・孫からほとんど相手にされなくなった後期高齢者である3人が比較的元気な奥方を付添として、5年前から毎年正月には大阪で落語を聞いて過ごすのが恒例となりました。私は喜寿を過ぎてもまだ元気でいろいろな事に挑戦できますが、先輩2人は長時間の歩行が難しく私が付添介護をしなければいけないのが少し問題ではあります。毎回発売初日にインターネットからチケットぴあでチケットを購入し、昨年からは落語だけでなく元日に狂言を鑑賞するのが楽しみになりました。
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後期高齢者3人組、ホテルのチエックインもいささか時間がかかります。
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 大阪天満宮そばに位置する天神天満繁昌亭は7年前に桂三枝が創設した関西落語中心の本拠地です。
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 会場天井には寄付支援者名が書かれた沢山の提灯がぶら下がっています。
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 大物は家で大晦日を過ごしているのでしょうか?、若い落語家が1,000円で頑張り聞かせました。
 31日大晦日は天神天満繁昌亭で落語でしたが、若手が多く今一つ満足感に欠ける面がありました。元日には大阪能楽堂で狂言でしたが正月に相応しい出し物で満足でした。2日は松竹座で新春大歌舞伎、海老蔵、団十郎、藤十郎など大物が出演し豪華絢爛でしたが、浅学しかも始めての観劇で内容が少ししか分かりませんでした。帰る3日はまた天神天満繁昌亭で落語でしたが、比較的ベテランの落語家が出演するので楽しんで帰れました。
 正月に好きな観劇とホテルで本を読んで過ごすのは、海外旅行や温泉地で過ごすより老人には実質的でよいと思いますが、このような休日がいつまで過ごせるのか不安になります。事実暮れに先輩が入院し行けるのか心配しました。
 3人揃って過ごせる正月休みが来年も実現できるように願わずにはおれません。
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  昨年も聞きましたが、正月の狂言は清々しい気持ちになり格別なものがあると感じます。
  
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  謡曲を趣味とする者には大阪能楽堂はあこがれの舞台です。今年4月22日に小生が「忠度シテ」で出演します。
 
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  松竹座は出演者・舞台が豪華で一生懸命に見ていましたが、発熱して半分寝ていたので高いものにつきました。
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  歌舞伎は能と並び日本伝統芸能の代表的なものなので、大事にしていかないといけないと思いました。
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  天満宮にお参りをし孫の受験祈願をして再び天神天満繁昌亭で第1回を楽しみました。帰りの列車で数時間前に聞いた落語の内容がほとんど思い出せず、認知症の始まりではとショックが続いております。                     (T,A)